耐震補強工事について分かりやすく解説します

近年、大きな地震が頻発しています。近年の地震の傾向としては、予期せぬところが揺れることではないでしょうか。例えば、熊本県の震災は揺れるとは全く予想されていなかったわけではありませんでしたが、地震発生率は7パーセントから8パーセント程度で、それ以外の所、例えば関東地方の方が遙かに高い可能性だったのです。また、鳥取地震も死者などはいませんでしたが、予想ができていたかというと明確な予想ができていなかったところです。この地方に大きな地震が来ると言われている所にはいつか確実に来るでしょうが、それ以外ところのほうが早く来るかもしれません。そんな時に、どのように被害を防ぐかですが、一番は建物の耐震補強工事をすることではないでしょうか。耐震補強工事は比較的古い建物に行います。

耐震補強工事が必要な建物とはどんな建物か

耐震工事が必要な建物とはどのような建物でしょうか。まず、築年数が古い建物です。具体的には1981年6月より前に建てられた建物は要注意です。なぜなら、それ以前の建物はまだ現代の耐震基準よりも劣ってしまうからです。地震が来たときに崩れやすいのです。では、どのような耐震工事をしたらいいでしょうか。横揺れの場合は筋交いを付けるなどの対策をする必要があります。また、2000年の建築基準法で定められた柱と柱をボルトでつなぎ止める事も重要になります。これは縦揺れが来た時でも多いに効果を発揮する代物になります。それ以外では、基礎部分と建物の柱をつなぎ止める耐震補強が必要になります。大きな地震で足下が崩れてしまうと、上がいくら頑丈であってもどうしようもないからです。

ビルやマンションの耐震補強工事は、一戸建てとは違う

ビルやマンションの耐震補強工事は、一戸建て住宅とは少し考え方を異にします。まず、免震性も重視して、免震工事を行います。高い建物の場合には、免震性を重視しないと上層階では揺れがひどくなり、大きな揺れでビルが倒壊する恐れもあるからです。倒壊しないまでも、家具などが倒れてどうしてもけが人が出てしまうと言う問題点もあります。老人や子供の場合は、大きな家具が倒れてきただけで、命を落としてしまう可能性もあるわけです。ではどうしたらいいでしょうか。それは、免震性を高めて免震工事をすることです。また、耐震性もビルの1階が駐車場になっている場合は鉄筋を補強する必要があります。これは熊本自身や阪神淡路大震災の被害を見ると、1階が駐車場の場合はビルやマンションが潰れやすいことが分かったからです。